ぽりの提案ブログ〜シンプルな働き方のススメ〜https://hukushipapanosimplelife.com働き方を見直して悩みを手放す、シンプルな働き方の提案Thu, 26 Jun 2025 11:16:45 +0000jahourly1https://hukushipapanosimplelife.com/wp-content/uploads/2025/06/minimal_logo_bg_opacity-removebg-preview-150x150.pngぽりの提案ブログ〜シンプルな働き方のススメ〜https://hukushipapanosimplelife.com3232 【働き方改革】仕事と子育て 家庭の両立を目指して手放した7つのことhttps://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/333/https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/333/#respondThu, 26 Jun 2025 11:16:33 +0000https://hukushipapanosimplelife.com/?p=333

✅ この記事はこんな人におすすめです

  • 子育てしながら福祉の現場で働いている方
  • 仕事が頭から離れず、家庭に影響が出ていると感じる方
  • もっと家族との時間を大切にしたいと思っている方
  • タスクや家事に追われて、自分の時間が持てない方

毎日お仕事お疲れ様です!ぽりです!

ぽり
ぽり

このブログでは福祉職×ミニマリズムで生活をより豊かにする方法を発信しています!

気づけば「暮らし」も「仕事」も中途半端だった

私は1児の父で、障害分野の福祉職として働いています。

毎日、日中は支援のことばかり。家に帰っても、頭の中は明日のケース対応や支援の組み立て。子どもと遊んでいても、家事をしていても、どこか上の空で、結局どちらにも全力を注げていないような感覚がありました。

支援者として、「あの対応でよかったのか」と自問自答したり、他機関との連携で板挟みになることも少なくありません。仕事が終わっても心が休まらない。家事や育児も中途半端、自分の時間なんて取れない

夜はクタクタで、朝はなかなか起きられない。少しの空き時間もSNSやYouTubeを見て終わってしまい、「今日、自分はなにをしたんだろう…」とモヤモヤする毎日でした。

好きで始めた仕事のはずなのに、どんどん苦しくなっていく毎日に嫌気が差し、

ぽり
ぽり

「暮らし」も「仕事」も楽しくやりたい!

と、無理難題だった仕事と生活の両立するために不要なことを「手放す」ことで実現しつつあります!

私が「暮らしと働き方」を整えられた理由

転機になったのは、妻の育休明け

これからはお互いに仕事と家事・育児を担うフェーズに入る。

そのためには、今までと同じ生活はできないと感じていました。

そして、
これまでの当たり前を手放して、不要なことを徹底的に減らす」ことが必要だと痛感しました。

当たり前をやめるために、あえて手放したこと

  • 掃除:毎日掃除機をかけるのではなく、クイックルワイパーで済ませる日を増やす&ロボット掃除機を導入
  • 朝食:メニューを固定化して「毎朝何を作るか」に悩まないように
  • 業務:自分でやらずに任せられることは人にお願いする(その分フォローもする)
  • 支援記録:詳細ではなく要点をまとめて効率化
  • 文書作成:ChatGPTなどAIを活用してベースを作る

● 夫婦で家事・育児を“見える化”して再分担

1日と1週間のスケジュールを棚卸しし、「どの時間帯に何をするか」を見直しました。

それぞれの得意を活かして分担。日々の食事は僕が固定献立で対応し、休みの日は凝った料理を担当。買い物もほぼルーティン化し、「悩むこと」を減らしました。

洗濯に1日1時間くらいかかるのが課題ですが、いずれは家電の力も借りて改善予定です。

● 減らすことを「許す」ことで気持ちがラクに

ミニマリズムの考え方を取り入れて、減らすこと=怠けることではないと実感しました。

「やらないといけないこと」より、「やらなくてもいいこと」を見極める。

それが、家族との時間や自分自身を大切にすることにつながると感じています。

★両立のために、僕が手放した7つのこと★

①「完璧主義」

60〜70点で回せば十分。完璧じゃなくても、納得できる暮らしはつくれる。

②「他人との比較」

SNSの誰かと比べても意味がない。自分の基準で暮らしを整えることが大事。

③「全部自分でやらなきゃ」という思い込み

人に頼る、ツールを活用する。“ちゃんとやる”ために、自分の力を集中させる。

④「モノの多さ」

持ち物が少ないだけで、片付けの負担もストレスも激減

⑤「情報の詰め込みすぎ」

SNS断ち・インプット制限で、脳のノイズが減り、家族時間に集中できた。

⑥「完了しないToDoの山」

紙管理から、パソコンを利用して四分割に振り分けるタスク管理へ

紙で管理をしていた頃は毎回ToDoリストの内容を洗い出して優先順位を確認していました。1日10分程度として、週に1時間程度はToDoの洗い出しに使っていたことになります。

アプリ管理に変更したことで目視での確認が簡単になって、都度洗い出しする必要性はほぼなくなりました。その結果、緊急の割り込みにも柔軟に対応できるし、週1時間以上の効率化に成功

⑦「○○すべき」という思い込み

支援職として働く中で、
気がついたら自分の考えを押し付けて「こうすべき」「こうあるべき」という考えに縛られる苦しさに、何度も直面してきました。
そして、その“べき”を家庭にも持ち込んでいたことに気づいたんです。

「父親だから」「夫だから」「男だから」──
そういう役割意識だけで行動すると、かえって家庭がギクシャクします。

大切なのは、家族で話し合って、何が求められているのかをすり合わせること
家庭はチーム。チーム戦なのに、自分ひとりで“あるべき姿”を作っていたら、それはズレて当然です。

「ちゃんとやってるのに、なんでわかってくれないんだ」と思ったときこそ、
「“べき”を自分だけで作っていなかったか?」を見直すタイミングだと感じています。


🎯 おわりに:手放すことで、本当に大切なものが見えてくる

僕は今でも「忙しい」です。仕事も家庭も、自分のやりたいことも、やることは山ほどあります。

でも、「やらなくていいこと」を減らすことで、やるべきことに集中できるようになった。これが一番大きな変化です。

完璧じゃなくていい。他人と違っていい。すべてを抱え込まなくていい。

そう思えるようになってから、家族との時間も、仕事の向き合い方も、少しずつ整ってきました。

福祉職で働きながら、子育てや家庭と向き合っているあなたにとって、
この気づきや工夫が、少しでもヒントになれば嬉しいです。

ぽり
ぽり

本ブログでは福祉職で働く私が実践してきたシンプルに暮らすための情報を発信しています。
これらを読んで実践していただくと気持ちが楽になり、もっと自由に楽しく暮らせるようになります。
ぜひ他の記事もご覧ください。
それでは良い一日を!

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「それ全部必要?」仕事カバン持ち物の見直しであなたの気持ちも軽くなるコツhttps://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/287/https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/287/#respondWed, 18 Jun 2025 07:06:16 +0000https://hukushipapanosimplelife.com/?p=287

日々のお仕事お疲れ様です ぽり です! 書類、文房具、薬や衛生グッズ…「念のため」で詰め込んだ荷物が、実はあなたの心を重くしているかもしれません。 「カバンの中を変えるだけで、仕事の気分まで変わる」 本記事では、福祉職と ... ]]>

日々のお仕事お疲れ様です ぽり です!

ぽり@福祉パパ
ぽり@福祉パパ

毎日の仕事カバン、まるで旅行バッグみたいになっていませんか?

書類、文房具、薬や衛生グッズ…「念のため」で詰め込んだ荷物が、実はあなたの心を重くしているかもしれません。

カバンの中を変えるだけで、仕事の気分まで変わる

本記事では、福祉職として働く私が「持ち物のミニマル化」によって実感した、気持ちの軽さ・心のゆとりの変化を紹介します。

パンパンの仕事カバンに詰め込んでいた“安心感”

私のカバンには以前は、

  • パンパンの筆箱
  • リップ、胃腸薬、風邪薬、マスク、消毒液、絆創膏、ポケットティッシュ
  • メモ帳、スティックのり、ホチキス、クリップ、印鑑、朱肉
  • モバイルバッテリー、充電ケーブル、イヤホン
  • 水筒、弁当、タオル、着替え
  • 職場の持ち出し可能な書類、本
    etc…

と、毎日がまるで“2泊3日の出張”のような荷物量でした。

探し物ばかりで、仕事の前にもう疲れていた

そんな荷物を毎日持ち歩いていた頃は、よくこんなことが起きていました。

ぽり@福祉パパ
ぽり@福祉パパ

「あれ?印鑑どこ入れたっけ?」
「マスク忘れたかも…」
「筆箱出そうとしたらイヤホン出てきた」

まるでドラえもんがポケットをまさぐるように、パンパンのカバンを漁っては「あれが無い、これが無い」と焦る日々。

荷物は多いのに、必要なものがすぐに出てこない。
それが毎日、体力も気力も削っていたのです。

このままでは無意味なことで疲弊し続けてしまうと思い、日々の荷物を見直すことに。

職場に置いておいてよかったもの

持ち物を見直した結果、頻繁に使うけど毎日持ち歩く必要はないものを、思い切って職場に置くことに。

置きっぱなしでOKだったものの例

  • 書類を挟むクリップボード
  • 替えのマスク(箱で常備)
  • 書類ファイル(利用者用や記録用)
  • 朱肉、印鑑、のり、ホチキス

※共有の備品がある職場なら、なおさら個人で持たなくていい物が多いと思います。

「時々使う」だけど持ち歩くと便利なもの

使う頻度は少ないけど、無いと困る物は“コンパクト&厳選”して常備。

カバンに入れておくもの

  • 眼鏡ケース・眼鏡拭き
  • 筆箱(基本は胸ポケットや名札にボールペンを着けているので毎日は不要)
  • フェイスタオル

「万が一」に備えたアイテムは、“ミニサイズ×必要最低限”がカギ。
「安心」のための工夫が、持ち物の軽量化につながります。
持てば持つほど疲れるので私の考える必要最低限の荷物は本当に少なくなりました。

私のカバンの中身

毎日使うものこそ、数と配置を絞ることで取り出しやすく。
考えた結果これらだけをカバンに入れて持ち歩くようになりました。

常に持ち歩くようになったもの

  • 香水
  • 社用携帯
  • 制汗シート
  • 水筒(500ml)
  • 筆箱(ボールペン、マーカーペン、シャーペン、消しゴム)
  • 眼鏡ケース・眼鏡拭き
  • タオル

この7〜8点に絞ることで、カバンの中が劇的にスッキリ
→外出や訪問時にはこれらに加えてメモ帳や名刺などの必要品を持っていきますが、多くてもこれら+3点ほどです。

ぽり@福祉パパ
ぽり@福祉パパ

「どこに何があるか」が把握できているだけで、外出先や訪問先での対応もスムーズになりました。

カバンの見直しは、心の整理にもつながる

持ち物を見直して、カバンが軽くなる。
それだけで、朝の出勤や現場への移動がずっと気楽になりました。

慣れないうちは不安で、つい「これも必要かも」と思ってしまいがち。
でも、「無くても案外なんとかなる」を体感してからは、物が少ないほうが落ち着くようになりました。

「持ち物のミニマル化」が気持ちの軽さ・心のゆとりへ

「持っていないと不安」で持ち歩いていたたくさんの物たち。
でも今は、必要なものだけを決めて最低限を持つスタイルに変わりました。

探し物の時間もイライラも減って、
何より「これだけあれば大丈夫」という自信が生まれたことが大きな変化です。

ミニマルな持ち物は、不安をなくすための“我慢”ではなく、
本当に必要な安心を手に入れるための選択でした。

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「何もしたくない日に」あなたの心を整える“引き算習慣”で気持ちが軽くなる!?https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/271/https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/271/#respondThu, 12 Jun 2025 13:15:01 +0000https://hukushipapanosimplelife.com/?p=271

日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です! 仕事に家事に子育て…やることは山積みなのに、どうにも気持ちが乗らない。そんな「やる気が出ない日」は、誰にでもあるものです。 以前の私は、そういう日になると、ただダラダラとスマホを ... ]]>

本記事では広告を掲載しています

日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です!

仕事に家事に子育て…やることは山積みなのに、どうにも気持ちが乗らない。
そんな「やる気が出ない日」は、誰にでもあるものです。

以前の私は、そういう日になると、ただダラダラとスマホを触って時間を浪費し、「今日も何もできなかった」と余計に自己嫌悪に陥るという悪循環を繰り返していました。

そんな時、「やることを増やすんじゃなくて、引き算してみたらどうなるだろう?」と思ったんです。

この記事では、忙しい中でも心を整えるために役立った、“気持ちのミニマリズム”の習慣を3つご紹介します。どれもすぐに始められる、小さな「引き算」の工夫です。

1. SNS断ちで、自分の時間と心を取り戻す

以前の私は、疲れているのに、暇さえあればX(旧Twitter)やInstagramを開いていました。
仕事が終わってヘトヘトなはずなのに、帰宅後ソファでスマホを手に取ると、気づけば1時間2時間……。

「やることは山ほどあるのに、何も手につかない」
そんな日々でした。

SNSを見ると友人や推しのキラキラした日常が溢れていて、そんな様子をただ眺めているだけの自分と勝手に比較して、「自分は何もできていない」と勝手に落ち込んでしまう。必要のない情報に時間も気力も吸い取られているのに、それでも見てしまう。

今思えば、ただでさえ日々の仕事ですり減っている自分を自ら率先して更に追い込むような行為をしていました。笑

そんな日々の中でミニマリズムと出会い、そんな自分を追い込むだけの行為を捨てるために思い切って、XとInstagramを削除。YouTubeのチャンネル登録もすべて解除。

またその際に一緒に他のアプリやLINEの整理もして、必要ないものは通知オフ!関わりの無い友達リストは削除!と一気に情報の断捨離をしました。

最初の1週間はソワソワしましたが、次第にSNSへの依存が和らぎ、子どもと向き合う時間や、自分自身のケアに使える時間が戻ってきたんです。

通知オフ&LINE整理も効果的でした。通知がなければ、アプリを開く回数が確実に減ります。

やる気がない日にSNSを見て一日が過ぎていくと、ただただ自己嫌悪に陥ってしまいがちでしたが、そんな時間を引き算して捨ててみると次第とやりたいことや行動してみようという活力になります。もちろん、その分読書や睡眠に当てるなど、やりたかったダラダラにその日を使うのもとても有意義だと思います。

SNSは惰性で時間を浪費してしまうため、ぜひ試してみてください!

ポイント
・SNSは思い切ってアプリを消そう!(消しても本当に必要なら再インストールすればOK!)
・必要なアプリも通知は消そう!(緊急性があるもの以外は基本的に通知はいらない!)
・ラインの友達リストで不要な人を削除しよう!(本当に必要なら共有の友人を辿ればほとんど取り戻せます!)

2. 「気力のある日にまとめて」は卒業。日々少しずつの心がけ

かつての私は、「気力があるときにまとめてやろう」と、タスクを溜めがちでした。結果、休日がつぶれたり、平日の夜に家事地獄になったりと、悪循環でした。

「塵も積もれば山となる」とはよく言ったもので、私は日々、物理的にその意味を体感していました。

ミニマリズムを取り入れてから、「少しずつ片付ける」ことの大切さに気づきました。

夜のうちに洗濯を回して干す。朝には乾いているので片付ける。食事が終わったらそのままシンクを洗う。ティッシュを使ったらそのまま近くを軽く拭き掃除。
この“ちょっとだけやる”が積もると、「片付いている状態」を自然にキープできるように。

この状態が維持できていると、やる気が出ない日は、家事を全部やらなくても塵が積もっていないのでそんなに大変にはなりません。なので、自分を追い込みすぎずに済みます。
でも、実はこれが習慣になるとなんだかんだでやる気がない日もやってしまいます。笑

ポイント
・日々の生活にちょっとやるを加えてみよう!

3. 視覚的ノイズを減らすことで、気持ちも整う

私がミニマリズムという考え方に出会ったのは、コロナ禍のことでした。外出が減り、自宅で過ごす時間が増えるなか、「もっと快適に暮らしたい」と思うようになったのがきっかけです。

最初は、快適な空間をつくろうと収納グッズやインテリアを買い足しました。
でも、気づけば物がどんどん増えていって、逆に部屋がごちゃごちゃしてしまう…。
本来は心地よくするための行動が、むしろ自分を疲れさせていたんです。
そんなときに出会ったのが、佐々木典士さんの著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。でした。

この本に書かれていた「モノが減ると、心が整う」という言葉に強く共感しました。そして、自分の生活を見直し始めたんです。

例えば、洗い物を減らすには、食器の数を減らせばいい。洗濯が面倒なら、服の数を見直してみる。
ズボラな私にとって、「そもそもタスクの原因となるモノ自体を減らす」ことが一番効果的でした。
いらないモノは捨てる。迷ったら、まずは1ヶ月使わずに過ごしてみる。それでも困らなければ、そのまま手放す。そう決めてから、どんどん部屋がスッキリしていきました。

見える場所が整っていくと、自然と気持ちも落ち着いていく。やるべきタスクも減っていく。
そう実感できたことで、さらにモチベーションが湧き、他の場所も少しずつ整えていくことができました。

まずは「目に見えるところ」「日々のルーティンに関わる場所」から整えていく。
これだけでも、やる気が出ない日の負担感がグッと減りました。

ポイント
・目に見えるところから整理してみましょう!
・悩んだらひとまず保留→1ヶ月ほど使わなければ今後もきっと使わない!(よほどのシーズンものでければ)
・ズボラ×ミニマリズムは相性がいい!面倒なことを省きたければ持たないのが一番!

おわりに:やることより「やめること」を見直す

やる気が出ない日に、「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込むのは逆効果。

むしろ、「余計なことをやめる」ことで、心は自然と軽くなる。

完璧じゃなくていい。100点じゃなくていい。
今日の「自分にとって大事なもの」にだけ目を向けてみる。

そんな“気持ちのミニマリズム”を、あなたの日常にも取り入れてみませんか?

関連書籍のご紹介

ミニマリズムを実践したい方におすすめの一冊
ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士 著)

ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版 (ちくま文庫 さー48-1) [ 佐々木 典士 ]

価格:858円
(2025/6/12 21:53時点)
感想(8件)

「意外と自分の家にはいらないものだらけじゃないか」と気付かされて、
ものだけでなく、家事や考え方をシンプルにしていく私のルーツとなった一冊です。
実は本当に必要なものはもう十分あるということを実感することになります。
また、これ以上買うことはただただ自分の大切な空間や時間を奪っていくということにもじわじわと気付かされてしまいます。
ぜひ、読んでみてください。

福祉パパのシンプルライフでは福祉職で働きながら1歳児とクラス私が仕事や生活で実践してきたシンプルに暮らすための情報を発信しています。これらを読んで実践していただくと気持ちが楽になり、もっと自由に楽しく暮らせるようになります。ぜひ他の記事もご覧ください。

それではまた!

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“やらない”で仕事を効率化|あなたの支援の質を高めるミニマル仕事術https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/244/https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/244/#respondSat, 07 Jun 2025 06:19:26 +0000https://hukushipapanosimplelife.com/?p=244

日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です! 気づけば夕方。「なんでこんなに疲れてるんだっけ?」と考える間もなく明日の準備。気力も残ってないのに、また電話が鳴る——そんな毎日に、覚えがありませんか? 福祉の仕事って、気づけば ... ]]>

日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です!

気づけば夕方。「なんでこんなに疲れてるんだっけ?」と考える間もなく明日の準備。
気力も残ってないのに、また電話が鳴る——そんな毎日に、覚えがありませんか?

福祉の仕事って、気づけば“やること”ばかり増えていきませんか?

支援の質を高めたい、利用者に誠実に向き合いたいと思うほど、タスクも会議も書類も増える。
そして、いつの間にか自分のエネルギーが枯渇している——。

そんな毎日に限界を感じ、「“やらないこと”を決める」という視点を取り入れてから、
支援にも働き方にも大きな変化が生まれました。

「やらないこと」を決めたきっかけ

福祉の現場では、「自分がやらなきゃ」という意識が強くなりがちです。
それが職場や利用者のためになることも多い反面、全てを自分で抱え込む働き方は、
いずれ心も体も疲弊させてしまいます。

実際に私は自分でやらなくてはと思い走り続けて限界に達し、
「自分には合っていないのかも。もう仕事をやめてしまいたい。」
と考えたことが多々ありました。

1. 電話対応を“すべて自分でやる”のをやめた

以前は、関係機関や利用者から自分宛てにかかってくる電話にはすべて自分で対応していました。

「名指しされたら自分が出なきゃ」という思い込みがありましたが、
業務がひっ迫したある日、他の職員に一時的にお願いしたところ、
最初は内心ヒヤヒヤしながら他の職員にお願いしましたが、
『誰が対応しても問題なかったですよ』と報告を受け、安心したのを覚えています。
正直、意外と支障なく対応してもらえたことに驚きました。

その後、私宛ての連絡について改めて精査してみたところ、
多くは内容を分類すれば汎用的なもので、個別対応でなくても成立することに気づきました。

実際、自分でなくても済む問い合わせは多く、
「対応可能な範囲を共有すること」さえしておけば、
他の職員でも十分に対応できる内容が大半だったのです。

自分にしかできない内容だけ引き受ける
まずは他の職員に対応して、必要に応じて対応するフローに変更

こうした線引きをすることで、本当に集中すべき支援業務に時間を使えるようになりました。

2. すべての会議に出るのをやめた

「呼ばれたら出るもの」「聞いておいた方がいいかも」と、
すべての会議に出席していた頃は、自分の業務にはあまり関係ない会議で貴重な時間を消費していました。

そこで、

  • 事前に議題と内容を確認
  • 必要な会議だけ出席
  • それ以外は議事録でフォロー

というスタンスに切り替えました。

結果、浮いた時間を資料整理や支援計画の見直しなど、
“中身のある時間”に変えることができたのです。

「任せる」ことは「丸投げ」ではない(注意)

電話対応や会議の出席を減らすには、当然ながらその分のタスクを他の誰かにお願いする場面も出てきます。
そのため、「やらないこと」を決めるときに大切なのは、周囲との信頼関係やバランス感覚です。

私自身、ただ自分の負担を減らすだけではなく、逆に他の職員が困っているときにはこちらから手を差し伸べるように意識してきました。
そうした“持ちつ持たれつ”の関係があるからこそ、業務をスムーズに回すことができます。

「これは自分でなくても大丈夫」と判断できるタスクを手放す一方で、
「これは自分が得意だから引き受けたい」「時間がある今こそサポートに回ろう」
そんな姿勢を持つことで、お互いにとって無理のない働き方の形が見えてくるのだと思います

支援の現場はチームで動く仕事。
「減らす」ことは個人のためだけでなく、チーム全体のエネルギー配分を最適化することにもつながります。

減らすことで、支援の質が上がる

「やらないこと=無責任」ではありません。

むしろ、大事なことに集中するために、あえて他を減らす。
これが、私の働き方の基準になっています。

・支援の記録にじっくり時間をかけられる
・他の職員に手を差し伸べる余裕が生まれる
・利用者との関係性が丁寧に築ける

まとめ|明日の「やらないこと」を、ひとつ決めてみませんか?

「やらないことを決める」のは、支援の手を抜くことではなく、
“本当に必要なことに集中する”選択です。

まずは明日の朝、「やらないことリスト」をひとつだけ決めてみてください。

きっとあなたの働き方に、少しの余白が生まれるはずです。

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やってもやっても仕事が終わらないあなたへhttps://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/231/https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/231/#respondWed, 04 Jun 2025 12:59:48 +0000https://hukushipapanosimplelife.com/?p=231

目次 閉じる ~紙の資料を減らして“今やること”に集中するミニマル仕事術~ ミニマリズムとは 紙の資料が“仕事の見通し”を奪っていた!? ToDoリストで“やること”を見える化する 紙を減らす × ToDoで管理=“余白 ... ]]>

~紙の資料を減らして“今やること”に集中するミニマル仕事術~

こんにちは ぽり です!

わたしは福祉の仕事をしています。
その中でも一番やりがいがある部分は利用者さんとのコミュニケーションをとって本人の希望を叶えていけることだと思います。

どんな仕事も、そんなやりがいのある部分を阻害する事務作業や細々とした雑務にうんざりしていませんか。やりたくないけど終わりが見えない、どんどん増えていく業務を効率化するには、ミニマリズムの考え方がとても役立ちます。
ぜひ、ご一読いただき、あなたの業務に取り入れてみてください。劇的に仕事が楽になります。

ミニマリズムとは

無駄を省き、シンプルにすることで、本来あるべき姿を表現しようとする考え方です。

日常生活で取り入れるものと誤解されがちですが、実は仕事にも取り入れることで、無駄なことをしていないかと常に考えるようになり、業務が効率化され、今の仕事で本当にやりたいことに集中できるようになるため、仕事に対するモチベーションをアップや成果につながります
では、仕事にミニマリズムを取り入れるにはどのようなことできるのか。
私はまずはじめに紙の資料をなくすことから始めます。

紙の資料が“仕事の見通し”を奪っていた!?

福祉職の仕事は、多くの人と関わり、さまざまな情報を扱う日々の連続です。
その中で、私がつねに悩まされていたのが「紙の資料の山」でした。

支援記録や会議・研修に出るたびにどんどん増えていく紙の資料。
急いでいるときは、とりあえず机の上に置くだけ。
そんな日々を繰り返すうちに、次第にこう感じるようになりました。

「いま、自分は何を優先してやるべきなのか」がまったくわからない──。

忙しいとただでさえ頭の中がぐちゃぐちゃなのに、その上、デスクが散らかっていると、視覚情報がごちゃごちゃして、
仕事の優先順位がつけられなくなります。
結果として、「やることが多すぎて、何から手をつければいいかわからない」という悪循環に。

けれどある日、ふと思ったんです。

「正直、この書類たちは本当に全部必要?」
「ほとんど見返していない資料ばかりかもしれない」と。

職場のパソコンが新しくなったのをきっかけに、私は資料整理に本気で取り組みました。
必要なものはPDFで保存し、“もう使わない”と判断した会議や研修の資料は思いきって破棄
どうしても紙で保管が必要なものだけ、最小限にして管理するようにしたのです。

私の職場は外部への電子機器持ち出しが禁止されているため、すべてをデジタル化することはできません。
でも、だからこそ“本当に必要な紙だけを残す”という視点が、自分にとってちょうどよい整理の軸になりました。

結果、机の上に不要な資料がなくなると、「いま自分がやるべき仕事」がパッと見てわかるように。
作業効率が格段に上がり、残業も減るとともにごちゃごちゃしていた頭もすっきりしました。

自分が考えているより、必要な資料って実はかなり少ないです。
必要と思っていたものもPDF化したり、記録にまとめて起こしてみたりすると、紙で持っている理由が無くなります。
まとめて断捨離しようとすると、平気で1日がかりになってしまうかもしれません。
ちなみに私は一気に断捨離をしようとして、休日に職場へ忍び込み半日かけて整理をしました。もちろん無給です。できれば、もう二度とやりたくありません。(笑)

ToDoリストで“やること”を見える化する

紙の資料を減らしたことで視覚的にはスッキリしましたが、一方で「やること」が頭の中に浮かんでは消えていく状態に陥りました。
「見える化」されていないタスクは、抜け漏れや不安の原因になります。

そこで導入したのがToDoリストです。

スマホアプリを試しましたが、結局業務中にスマホはほとんど見ませんでした。
そこで私の場合は

通常業務 パソコンのメモ帳ツールと手帳で管理
緊急案件 紙や付箋に書いてパソコンに貼る

といった方法が一番しっくりきました。
とくに出勤直後、頭の中にあるやるべきことをすべて書き出し見直すだけで、気持ちが落ち着くのです。

やり方はシンプルです。

  • 出勤後すぐ、今日の予定・タスクをすべてメモ帳ツールや手帳に書き出す
  • 「今日中にやる」「保留」「要確認」などで分類する
  • 退勤前に「できたこと」と「明日にまわすこと」をチェックする
  • 今日明日中にやらなければいけなくなった緊急案件は都度付箋や紙に書いてパソコンの見えやすい部分に貼る

たったこれだけですが、驚くほどタスクの迷子が減りました。
やることが頭の中から一度“外に出る”ことで、思考の整理が進み、目の前の仕事にも集中できるようになります。

また、忙しい職種だからこそ、「頭の中を空けておく」ことの大切さを、今あらためて実感しています。

紙を減らす × ToDoで管理=“余白のある働き方”

福祉職は、想像以上に「気を遣う」「考える」仕事です。
だからこそ、視覚や頭の中をすっきり整えておくことが、心の余裕にも直結します。
事務や雑務で頭がいっぱいになり、業務時間の多くを取られるとせっかく利用者さんと直接関われる一番やりがいのある時間が取れなくなってしまいます。

「すべて大事に思えて、何から手をつければいいかわからない」
そんなときは、紙の資料を手放すこと、そしてToDoリストで“いま”やることを見える化することから始めてみてください。

視界と頭の中に“余白”があるだけで、仕事のクオリティは自然と上がります。
私自身、それを体感してからは、以前よりも冷静に仕事と向き合えるようになりました。

まとめ

  • 紙の資料は必要最低限に。PDF化や整理で“視覚のノイズ”を減らす
  • ToDoリストで“今やるべきこと”を明確にすることで、頭の中をスッキリ保つ
  • ミニマルな働き方が、福祉職にとっての“心の余裕”を生むカギになる

これらをぜひ実践してみてください。きっとあなたの業務にゆとりが出てきて、気持ちも楽になります。

福祉パパのシンプルライフでは福祉職で働く私が実践してきたシンプルに暮らすための情報を発信しています。これらを読んで実践していただくと気持ちが楽になり、もっと自由に楽しく暮らせるようになります。ぜひ他の記事もご覧ください。


それでは良い一日を。

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「期待に応えすぎる」今の働き方に限界を感じているあなたへhttps://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/213/https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/213/#respondThu, 29 May 2025 12:08:10 +0000https://hukushipapanosimplelife.com/?p=213

日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です! 福祉の仕事をしていると、つい「期待に応えなきゃ」と思って頑張りすぎてしまいませんか?私自身、関係機関からの依頼にはすべて応えようとしていた時期がありました。ありがたいことに、お願 ... ]]>

日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です!

福祉の仕事をしていると、つい「期待に応えなきゃ」と思って頑張りすぎてしまいませんか?
私自身、関係機関からの依頼にはすべて応えようとしていた時期がありました。
ありがたいことに、お願いに応えていくとさらに新たな依頼がやってきます。
その連鎖は「信頼されている証」だとも思えて、当時は嬉しくもありました。

しかし、それが続くうちに明らかにキャパオーバーに。
感謝されることで満たされる一方、心と体の疲れが積み重なり、毎日がいっぱいいっぱいでした。

「全部に応えなくていい」と気づかせてくれた一冊

そんなときに出会ったのが、『エッセンシャル思考』という本でした。
この本には「すべてに応えなくてもいい」「やるべきことを絞ることで、本当に価値のあることに集中できる」という考え方が詰まっています。

読み進めるうちに、「今の自分に必要なのは“がんばること”じゃなくて“見極めること”かもしれない」と思うようになりました。

やらないことを決めたら、仕事の質が上がった

それ以来、私は次のような行動を意識するようになりました。

  • 「できないことはできない」と断る
  • ToDoリストを見える化して、やるべきことを整理
  • 優先順位を決めて、一つひとつに集中

最初は「断っても大丈夫だろうか」と不安もありましたが、
思い切って距離を取ることで、自分の中に余裕が生まれました。

その結果、時間に追われて中途半端に終わっていた仕事も、
丁寧に取り組めるようになり、質が上がったと感じています。

支援の「アフターフォロー」が減った理由

さらに驚いたのは、以前よりも問題の解決にかかる時間や回数が減ったことです。
今までは、急いで対処することで結局あとからフォローが必要になっていました。

でも、自分の状態を整え、目の前の一つひとつにしっかり向き合うことで、
結果的に支援の効果も上がったように思います。

「期待に応える」ことから「自分を活かす」働き方へ

もしあなたが今、「なんとなくしんどい」「全部に応えなきゃと思って疲れている」「もう限界かもしれない」
と感じているなら、一度「やらないこと」を見直してみてください。

福祉の仕事は尊く、やりがいのある仕事です。
だからこそ、自分自身を大事にしながら続けていけるような働き方を、一緒に目指していきましょう。

自分自身を大切にすることが巡り巡って相手を大切にすることになります。
毎日に目一杯だと見逃しがちですが、気づけたときからより相手も自分も満たすことができます。
福祉パパのシンプルライフでは仕事や生活をよりシンプルに考えて気持ちを楽にできるような情報を発信しています。
ぜひ、他の記事も読んでいただけると幸いです。

それではまた。

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「“忙しい”けど辞めたいわけじゃない」仕事のやりがいと現実で迷っているあなたへ。https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/196/https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/196/#respondMon, 26 May 2025 22:47:34 +0000https://hukushipapanosimplelife.com/?p=196

目次 閉じる 1. “辞めたいわけじゃない”けど、苦しい日々 2. 「忙しさ」に飲み込まれてしまう福祉職の現実 3. 「辞めたい」ではなく「立ち止まりたい」という気持ち 4. 忙しさの中で、自分も見失いかけた日のこと 5 ... ]]>

1. “辞めたいわけじゃない”けど、苦しい日々

日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です!

「仕事を辞めたい」という言葉の裏には、必ずしも「この職場が嫌」「福祉の仕事が合っていない」という単純な気持ちだけがあるわけではありません。

実際に現場で働いていると、「本当はこの仕事が好きだし、人の役に立ちたい。関わる人を幸せにしたい。でも、もう限界かもしれない」と感じる瞬間があるはずです。

そんな矛盾した感情を抱えながら、日々の業務に向き合っている福祉職の方は多いのではないでしょうか。

2. 「忙しさ」に飲み込まれてしまう福祉職の現実

福祉職の現場では、業務量の多さと人手不足が慢性化しており、日々の仕事に追われる中で自分の感情を整理する暇もないという人も少なくありません。

  • 朝から夕方まで、会議、対応に追われ、記録も書くために一息つく暇もない
  • 自宅に帰っても、翌日の支援のことで頭がいっぱい
  • 休日も仕事のことが気になって休んだ気がしない

これが数日ではなく、何週間、何ヶ月と続けば、心がすり減ってしまうのも当然です。

3. 「辞めたい」ではなく「立ち止まりたい」という気持ち

「辞めたい」と感じる理由の多くは、「逃げたい」ではなく「一度立ち止まって、自分の気持ちを整理したい」からかもしれません。

「もう少し余裕があれば」「少しだけ距離を取れれば」と思いながらも、責任感や周囲への気遣いからそれができずに、気がつけば疲弊している。

本音に向き合う余裕すらなくなるのが、福祉職の“忙しさ”の怖いところです。

4. 忙しさの中で、自分も見失いかけた日のこと

実は私自身も、以前どうしようもなく苦しい時期がありました。
現場支援や会議や相談業務に追われ、利用者の希望に十分に耳を傾ける余裕もなくなっていた頃。それに加えて、職場の人間関係からくる居心地の悪さがピークに達して平静を装うのもギリギリでした。


そんなときに限って、緊急の対応やイレギュラーな出来事が重なり、すべてが自分の思うように行かなくなって、
「何のために、この仕事をしているんだろう…」と、心がポッキリ折れてしまいそうでした。

「もう限界…。」と思いながら上司に相談をした際に

「どうして、自分だけで解決しようとするのか。困る前から相談してくれていいよ。」

その言葉でいっぱいいっぱいになると周りが見えなくなっていたのか、自分がいかに全部一人でやらなければならないと思っていたのか、に気がつきました。それからは“報連相(ほうれんそう)”に時間を割くようになりました。

そうすることで、自分が悩んで解決する問題なのか、相手が最終的に判断すべき問題なのか、見えるようになってきました。
自分の置かれた状況が見えるようになってくると、不思議と落ち着いて物事を考えられるようになり、走り抜けるだけの日々から立ち止まって考える時間をとれるようになりました。

今も、悩むことはたくさんあります。
でも、利用者さんからの「最近、ちょっと気持ちが楽になったよ」や上司・同僚からの「任せてよかった。助かった。」といった何気ない一言に支援の手応えを感じるようになりました。
苦しいときほど、人に相談することや立ち止まって自分や相手と向き合うことの意味を、少しずつ実感しています。

5. 本音と向き合う3つの視点

では、どうすればこの“モヤモヤ”と向き合っていけるのか。私が意識している3つの視点を紹介します。

①「辞めたい理由」を細かく分解してみる

「疲れた」「向いてない」「やりがいを感じられない」など、ざっくりとした感情を一つひとつ具体化してみると、「これは今の部署の問題かも」「これは上司との関係性かも」といった整理ができます。

②「好きだったこと」を書き出してみる

初心を思い出すように、「この仕事の何が好きだったのか」「嬉しかった瞬間はどんなときか」を書き出してみることで、自分がなぜこの仕事を続けてきたかが見えてきます。

③「信頼できる人」と話してみる

職場の仲間、家族、先輩、同期。誰かに自分の気持ちを話すことで、客観的な視点が得られたり、自分の中の答えが見つかることもあります。

6. 自分の気持ちを言葉にすることで、見えてくるもの

人に話すのが難しければ、まずは紙に書いてみてもOKです。
モヤモヤを「見える化」するだけでも、心が少し整理されます。

自分の気持ちに気づけた瞬間、「ああ、自分はまだ辞めたくないんだ」とか「こういう働き方なら続けられるかもしれない」といった“本音の核”が見えてきます。

7. おわりに:辞めたくないのに苦しい人へ、伝えたいこと

辞めたい気持ちがあること自体、決して悪いことではありません。
でも、その奥にある「続けたい」「支えたい」という本音にも目を向けてみてほしい。

もし、今あなたが「辞めたくないのに、苦しい」と感じているのなら、それはあなたが“本気で誰かの力になりたい”と思っている証拠です。

どうかその想いを、自分自身が否定しないであげてください。

「本当は続けたいけど、今の環境では続けられない。」と思うのであれば、環境を変えることも一つの手段です。
勇気は要りますが、部署移動の打診や転職などで気持ちが楽になることもあります。

一度立ち止まって、自分と向き合う時間を取ること。
それが、福祉の仕事を“自分らしく”続けていく第一歩になります。

「福祉パパのシンプルライフ」では日々、精一杯働いている福祉職や対人援助職の方々が生活や仕事を楽にするためのコツを発信しています。
もしよろしければ、他の記事もぜひご覧ください。

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“誰のための仕事?”と働くことに迷ったあなたへhttps://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/193/https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/193/#respondSat, 24 May 2025 13:25:29 +0000https://hukushipapanosimplelife.com/?p=193

日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です! 福祉の仕事に携わっていると、「この仕事は誰のため?」「自分は何のためにやってるんだろう?」と悩む瞬間があります。目の前の利用者の支援に力を尽くしているはずなのに、届かない、伝わら ... ]]>

日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です!

福祉の仕事に携わっていると、「この仕事は誰のため?」「自分は何のためにやってるんだろう?」と悩む瞬間があります。
目の前の利用者の支援に力を尽くしているはずなのに、届かない、伝わらない、わかってもらえない。
そんな行き詰まりを感じて、すべてが嫌になったこと、ありませんか?

私は、まさにそうです。今でもそう思って苦しくなることがあります。そんな時に私がどう考えて、どう前を向いているのかをあなたにお伝えすることで、少しでも前を向くお手伝いができればと思います。

利用者との関係に悩み、心が折れそうになった日々

ある時期、私は利用者の方から「分かってくれない」「あなたとは話したくない」とはっきり言われたことがありました。
その方の希望が、どう考えても悪い方向に進んでしまうことは目に見えていて――
私はその人のことを想って提案をしていたつもりでした。

でも、その想いは伝わらなかった。
敵意を向けられたとき、自分のやっていることがすべて否定されたような気がして、
「もう無理かもしれない」と感じてしまいました。

上司の言葉が、今も心に残っている

そんなとき、直属の上司がかけてくれた言葉があります。

「真摯に向き合って、しっかりと話を聞く時間を作れば、多少の想いのズレがあってもすり合わせることができる。その時その時で、伝わることと伝わらないことがあるのは仕方ない。でも、常に真摯に向き合うことが大切。相手のことを“一人の人”として向き合ってごらん。」

この言葉は、落ち込んでいた私の心にすっと入ってきて、
「もっとやらなければいけないことがある。」と思わせてくれました。

少しずつ、関係が変わっていった

そこから私は、時間がかかっても“話を聴く時間”をしっかりとるように心がけました。
正解を急がず、「この人は今、何を思っているんだろう?」と丁寧に聴く姿勢をもつことで、
相手の表情や反応が少しずつ変わっていきました。

すると、支援の過程そのものが、目に見えるようになってきたんです。
「今この人はどこにいて、どこに向かっているのか」が、自分にも見えるようになった気がしました。

今も、悩みながら働いているけれど

正直に言えば、今も悩むことばかりです。
でも、苦しさや迷いには、意味があるのかもしれないとも思えるようになりました。
今思えば、当時の自分は座学で学んだ技術を中途半端に理解して、
表面上でやっているように見せて、満足していたのだと思います。
対人援助職である以上、本質は、技術を相手にみせることではなく、相手のことを思いやることが大切です。

迷うということは、それだけ真剣に誰かと向き合っているということ。
答えが見えない日があっても、「それでも向き合いたい」と思える気持ちが、
自分自身を支えてくれているのかもしれません。

今、しんどいあなたへ伝えたいこと

もし今、「もう疲れた」「やりがいなんて感じられない」と思っているのなら、
それはあなたが“人とちゃんと向き合っている証”だと、私は思います。

だからこそ、無理をしすぎずに、
少しだけ立ち止まって、気持ちを整理する時間をとってみてください。
誰かと比べる必要も、無理に頑張る必要もありません。

私も、日々の中で悩みながら、それでもなんとか福祉の現場に立っています。
だから、あなたもきっと、大丈夫です。

まとめ:答えは日々の中にある

「誰のための仕事なのか」
それは、簡単に言葉にできないかもしれません。
でも、毎日目の前にいる人と向き合っているその時間に、あなたなりの答えが少しずつ見えてくるはずです。

私自身は、もちろん自分のため、家族のため、生活をするために働いていますが、
それと同様に目の前にいる人の今後がより良くなるよう、「目の前の人のために」働いています。

悩むこと、苦しむこと、立ち止まること。
それらもすべて、福祉という仕事の一部であり、あなたがこの仕事に真剣である証です。

あなたの働きが、誰かの人生を支えている。
その事実を、どうか忘れないでくださいね。
そして自分だけで抱えず、他の人に頼ってみてください。
常に真摯なあなたであれば、周りの人もきっと真摯に向き合ってくれます。

この記事が少しでも心を軽くするきっかけになれば嬉しいです。
悩みながら働いている仲間が、ここにもいます。

このブログでは日々の仕事や生活をシンプルにして楽になるための考え方などについて発信しています。
もしよろしければ、他の記事もご覧いただき、それらの記事がみなさんの一助になれば幸いです。

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「忙しい」が口癖の福祉職のあなたへ。スケジュールに“余白”を生む3つの工夫https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/120/https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/120/#respondSat, 17 May 2025 08:26:07 +0000https://hukushipapanosimplelife.com/?p=120

目次 閉じる はじめに|「忙しい」が当たり前になっていませんか? ① 家事の手間を“自動化”して時間を浮かせる 忙しい福祉職にこそ、ロボット掃除機を ▷ おすすめはAnkerのEufy(ユーフィー)シリーズ ② 予定・タ ... ]]>

はじめに|「忙しい」が当たり前になっていませんか?

こんにちは! ぽり です!

福祉の現場で働いていると、いつのまにか「忙しい」が口癖になっていませんか?
目の前の支援に全力を尽くす毎日。仕事が終わっても家事や育児が待っている。
スケジュールは常にいっぱいで、気がつけば「自分の時間」がまったくない……。

実際、私も福祉職としてフルタイムで働きながら、1歳児の育児と家事を回していると、毎日が“時間との戦い”です。

時間がないと心のゆとりも無くなり、「なんだかイライラする、人に対して余裕のある対応ができない」と悩んでいました。「このままでは人生が楽しくない!」と、時間を生み出すためには何ができるのかいろいろと調べて試してきました。

その結果、いくつかの工夫を取り入れたことで、スケジュールに余白と心のゆとりが生まれるようになりました。

この記事では、私が実際に取り入れてよかった「時間を生む3つの工夫」をご紹介します。


① 家事の手間を“自動化”して時間を浮かせる

忙しい福祉職にこそ、ロボット掃除機を

出勤前や帰宅してからの掃除、つらくないですか?

わたしは、朝、出勤と子どもを保育園に預ける前に床掃除をしていたのですが、「時間の無い朝の10分が本当にしんどい」と感じることが多くなりました。

そこで思い切って導入したのが、ロボット掃除機
スイッチを入れておけば、保育園の送り迎えや仕事に行っている間に掃除が完了しています。
私はAnkerのスマホアプリで掃除スケジュールを事前に登録できるタイプのものを利用しています。
時折、本体に溜まったゴミとブラシの手入れをする程度になったのでほとんど床掃除はやらなくてよくなりました。

帰宅後に部屋がきれいだと、本当に気持ちがラクになります

▷ おすすめはAnkerのEufy(ユーフィー)シリーズ

  • コンパクトで手軽に使える
  • フローリングの髪の毛や埃もきれいに吸い取ってくれる
  • タイマーやアプリ連携ができる機種も多い

② 予定・タスクは「頭の外」に出す

忙しさの正体は「覚えておくことの多さ」

支援記録やスケジュール、日々の雑談の中で出てくる利用者さんの希望、プライベートな家族の予定や買い物メモなど、いつも何かを覚えていなければなりません。

私も以前は、「あれを忘れないように」「あれも明日やらなきゃ」と常に頭が働いている感じで、何か抜けているのではないかという不安感や疲労感が抜けにくい状態が続いていました。

そこで始めたのが、「すべて書き出す」ことです。

自分に合った“見える化”ツールを選ぶ

モノを増やしたくないなら【電子ペーパーメモ】

  • メモはスマホ連携もできてデジタルに管理
  • 手書き感覚で予定やタスクを書ける
  • ノートやメモが散らばらず、頭がスッキリ!

キングジムの「フリーノ」やBOOXシリーズが人気です。

シンプルに始めたいなら【小型ホワイトボード】

  • 予定をパッと書いてパッと消せる
  • デスクやキッチンや冷蔵庫に貼って共有しやすい
  • 家族全体の予定把握にも役立つ

小型マグネット式ホワイトボードを活用して、「今日やること」を可視化するとやるべきことが行き当たりばったりになることや何から手を付けていいか分からなくなることが無くなりました。また、職場ではほかの人が見たり、家では家族が見たりしてくれるのでことができるので。

これだけで「頭の中で常に何かを考えている感覚」や「次に何するんだっけ?」が減りました。

③「予定を詰めすぎない」意識を持つ

空白時間も「予定」にする

私は、以前「せっかくの休みの日くらい有効に使わなくては!」と友人に声をかけて予定のない日が無いようにしていました。
でも、それで毎日がパンパンになり、常に何かしているので休んだ気もせず、「自分で組んだ予定だけど、行きたくないな」となることも多々…。

今は、「あえて空けておく時間」を意識的に取り入れています。

そのためにスケジュール帳は必須アイテムです。スケジュール帳に予定を入れていくことで予定が可視化されます。さらに私は予定を入れない日を事前に決めてスケジュール帳に入れておきます。

  • 休日や夜に休みたい日は‘’予定入れない‘’と記入
  • 週に1回はスケジュール帳を見る

心にも余白があると、仕事も家庭もまわりやすくなる

予定をギュウギュウに詰めるのではなく、あらかじめ余白をつくっておく
その余白があるだけで、思わぬトラブルにも柔軟に対応でき、精神的な負担も減ります。

おわりに|“余白”は意識すればつくれる

「福祉職は忙しくて当たり前」
そんな風に自分を追い詰めていませんか?

でも、以下のような小さな工夫を取り入れることで、確実にスケジュールには余白が生まれます。

  • 家事の自動化(ロボット掃除機など)
  • タスクの“見える化”(電子ペーパーメモ or 小型ホワイトボード)
  • 予定を詰めすぎない工夫

まずは1つだけでも、自分に合った方法を取り入れてみてください。
きっと、毎日の中にほっとできる時間が生まれるはずです。

スケジュールに余白と心のゆとりが生まれることで、自分の生活や今後について見直す余裕ができて、より一層、自分や周りの人を大切にできます

\ スケジュールに“余白”を。あなたに合った方法で、心と時間を整えましょう /

このブログでは福祉職として働く私の実体験に基づいて、仕事や暮らしをシンプルにすることで、より豊かな生活を送るためのアイデアを発信しています!
私の発信があなたの生活の一助になれると嬉しいです。もしよろしければ、他の記事もぜひご覧ください!

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「不安にさようなら」あなたが“今”に集中するためのミニマル習慣https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/114/https://hukushipapanosimplelife.com/simplelife/114/#respondWed, 14 May 2025 03:02:02 +0000https://hukushipapanosimplelife.com/?p=114

― 忙しすぎる福祉職が、自分を取り戻すためにできること ― はじめに:忙しすぎて「このままでいいのか」が見えない 日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です! 福祉の現場で働いていると、毎日が本当にあっという間ですよね。・利 ... ]]>

― 忙しすぎる福祉職が、自分を取り戻すためにできること ―

はじめに:忙しすぎて「このままでいいのか」が見えない

日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です!

福祉の現場で働いていると、毎日が本当にあっという間ですよね。
・利用者対応
・書類業務
・チーム内の調整
・家庭との両立

気づけば、自分自身のことを考える余裕なんてまったくない。

私も、ある時期そんな日々にどっぷり浸かっていました。
帰宅して子どもを寝かしつけた後も、頭の中は仕事のことでいっぱい。
未来のことを考えても、「この働き方を続けて本当に大丈夫なんだろうか」という漠然とした不安が押し寄せてきて、心がずっと休まりませんでした。

将来への備えを考えることは大切です。
でも、“今”が見えなくなってしまっては、本末転倒なんですよね。

なぜ、未来の不安に囚われてしまうのか?

福祉職は、常に「人の人生」と向き合う仕事です。
その分、自分自身にも責任感を強く持ちがちで、
「もっとがんばらなきゃ」「備えておかなきゃ」と、まだ起きてもいない未来のことに意識を奪われてしまいます。

特に私の場合、こんな思考ループがありました:

  • この先、子どもが大きくなったら今の働き方は無理かもしれない
  • 異動や人事の変化があったらついていけるか不安
  • 今の頑張りが本当に報われるのか分からない

気づけば、今この瞬間はこなすだけになっており、
「なんとなく不安だけど、どうにもできない」という感覚に支配されていました。

“今”に集中するための3つのミニマル習慣

そんな状態を少しずつ変えるきっかけになったのが、“ミニマル思考”を取り入れることでした。
ここでは、私が書籍などで学び、実際に試して効果を感じた習慣を3つ紹介します。

1.思考を紙に書き出す「メモの習慣」

自分でなんでもこなさなければならないと考えていたあの頃は、
頭の中は常にごちゃごちゃしていて、思考の整理ができていませんでした。
そんな中で思考の整理のために始めたのが、「書くこと」です。

夜寝る前に、ノートに

  • 今日あったこと
  • もやもやしていること
  • 明日やりたいこと

を3〜5行書くだけ。

この“書く習慣”が、気持ちを客観的に見つめ直す助けになりました。

2.スマホの情報を断捨離する

私は今まで仕事が終わるとついSNSを見てしまい、
他の人の頑張りや自己投資の投稿を見るたびに「自分はこのままでいいのか」と焦りや不安が増していました。

ちなみに、あなたはたまにしか用事がないお店のアプリを入れていませんか?
「ポイントも貯まるし、クーポンも貰えるから」と以前お店に行った際に、店員さんからおすすめされて入れたけど、
それ以降ほとんどお店に行っていないなんてこともあるのでは?

いろんなアプリがあって上手に使えば便利だけど、通知がたくさん来て必要ない情報も目に入るとかなり疲れるなぁと
思っていました。

ある日ふと、「自分の不安って、スマホの中から来てるのでは?」と思い、
思い切って通知オフ&アプリ断捨離を決行。

いまでは、スマホのホーム画面には30のアプリしか置いていません。(これでも多い方だと思います。)
SNSを見る時間は“朝の10分”と決め、それ以外は見ない。
行くか分からないお店のアプリは一見お得に見えてもインストールしない。
これだけで、頭の中のノイズがグッと減って、“今”に集中する時間が増えました。

3.一日の「優先順位」を決める

以前は、「あれもやらなきゃ」「これも間に合わせなきゃ」と、
すべてのタスクを均等にこなそうとしていました。
でも、それって結局、どれも中途半端になりやすい。

そこで始めたのが、“今日の最優先をひとつだけ決める”こと。

朝の通勤中や職場についてすぐに今日の予定を確認して、
スマホのメモに「今日一番大事にしたいこと」を書くようにしています。

これは、『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン)に出てくる
「最も重要な1つに集中する」考え方に影響を受けた習慣です。

実際、「今日は〇〇だけやればOK」と思えるだけで、
余計な焦りや自己否定感から解放されるんですよね。

『エッセンシャル思考』には、「もっと人生を楽にするヒント」が詰まっています。実際、私も少し意識するだけで、ストレスの感じ方が大きく変わりました。少し分厚いですが、読む価値のある一冊です。
人生における指針にできるような一冊となっていますので、
ぜひ私が今まで投稿している暮らしをシンプルにするためにやるべきことを実践していただき、時間や気持ちの余裕を作って読んでみてください。

おわりに:“今”を大切にできれば、未来は怖くない

未来のことは、誰にも分かりません。
でも、“今”を丁寧に生きることができれば、その積み重ねが未来をつくっていく。
これは、福祉職という人に寄り添う仕事だからこそ、自分を大切にして疲弊しないために大切にしたい視点だと感じています。

  • 思考を「メモ」で外に出す
  • 情報を手放して余白をつくる
  • 「一つ」に集中して疲弊を減らす

これらのミニマル習慣を取り入れることで、
「まだ起きてもいない未来」への不安から、自分を少しずつ解放できるようになりました。

心が疲れたとき、自分を見失いそうなとき――
ぜひ、“今”に戻るきっかけとして取り入れてみてください。

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