【福祉職のストレス対策】「思考のミニマル化」あなたの心が軽くなる3つの習慣 | ぽりの提案ブログ〜シンプルな働き方のススメ〜  

【福祉職のストレス対策】「思考のミニマル化」あなたの心が軽くなる3つの習慣

日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です!

福祉の仕事って、終業時間になっても“仕事が終わった気”がしないんですよね。
私もかつて、帰宅途中の車内でずっと一人反省会をしてしまうタイプでした。

「あの人、ちょっと不機嫌そうだったけど…自分の声かけが悪かったかな」
「言葉足らずだったかもしれない。誤解されてないといいけど…」

疲れて帰っているはずなのに、頭の中はフル稼働。
家に着いてもどこか気が張っていて、寝る直前まで気持ちがザワついていました。

モヤモヤを放置していたら「心が疲れている」ことにすら気づけなくなった

ある日、妻に言われたんです。
「最近、なんか話してても上の空じゃない?」って。

そのときハッとしました。
頭の中がずっと職場のことで埋まっていて、目の前の家族との時間をちゃんと味わえていなかったんです。

福祉の仕事が嫌なわけではないけれど、それで自分や家族をすり減らしていては本末転倒だな…と。
そこから、どうにか「思考や感情の整理」をして自分にゆとりが持てないかと模索し始めました。

そこで出会ったのが「思考のミニマル化」という考え方

情報も感情も、“頭の中に詰め込みっぱなし”だと、人は疲れやすくなります。
そんなときに出会ったのが「思考のミニマル化」というシンプルな考え方。

頭の中の「考えすぎ」「感じすぎ」を整理して、心に余白を作ることが大事なんだと気づいたんです。

福祉職のための「思考のミニマル化」3つの習慣

① モヤモヤメモ:感情を外に出して整理する

やり方は簡単で、帰宅後にノートやスマホに「今思っていること」をそのまま書くだけ。
私の場合は、以下のように書いていました。

■ 今日のモヤモヤ
・Aさんにあの言い方で伝えたのは、ちょっと強かったかもしれない
・主任の言葉が引っかかったけど、たぶん自分の受け止め方の問題

書いてみると、意外と「ただの思い込みだったな」と気づけたり、
「これは気にしなくていいことだった」と冷静に整理できたりします。

② 〇〇しないリスト:自分のための“心の境界線”を持つ

以前の私は、「これをやりたい、あれをやりたい」とやりたいことはどんどん詰め込み、結局すべて中途半端にやることしかできくなり、うまくいかなくてやめてしまうということが多々ありました。
だから、やりたいことができる余白を作るために“やらないこと”をあらかじめ決めておくようにしました。

■ 私のやらないことリスト
・休憩中や帰宅後に仕事の話をする
・上司や同僚の機嫌を過剰に読み取る
・一人で抱え込む

このリストを書いたことで、ふとした時に自分がやらなくていいことを考えていないか振り返ることができ、心理的な境界線が引けて、自分の時間・自分の感情を守りやすくなりました。

③ 「これは誰の課題?」と問い直す習慣

福祉の現場にいると、どうしても「誰かの気持ち」に引っ張られたり、引き受けてしまったりしがちです。
でもある日、「それ、本当に自分の課題?」と自問してみることに。

例えば:
利用者さんが不機嫌だった → 自分のせい? → いや、相手の事情かも。

アドラー心理学でいう“課題の分離”を意識するようになってから、
他人の感情を必要以上に背負わなくなり、気持ちがずいぶん軽くなりました。

実践して感じた変化:自分の感情に気づけるようになった

  • 自分の感情に気づけるようになった
  • 家族との時間に“心”を向けられるようになった
  • 夜のスマホ時間が減って、ぐっすりと眠れるようになった

わたしはシンプルな生活を心がけるようになってから、モノや思考を整理して余計なことをなるべく考えなくてよいようにしてきました。
以前は、余計なことを考えることで脳に無駄な負荷をかけていっぱいいっぱいになって、「何に辛くなっているのか分からないけど、なんだか余裕がなくて辛い」ということも多々ありました。

仕事がハードでも、「気持ちを整理できる自分」がいると、心の持ちようが変わります。

おわりに:感情の整理で仕事も生活も楽に

福祉職は、人に寄り添うからこそ、自分の感情も揺さぶられる。
でも、自分自身をすり減らしてしまっては、長くは続きません。

「思考のミニマル化」は、感情を置きっぱなしにせず、ちゃんと片づけるためのシンプルな手段です。

完璧じゃなくていい。まずは1日5分、自分の気持ちに目を向けるところから始めてみませんか?

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