日々のお仕事お疲れ様です! ぽり です!
福祉の仕事をしていると、つい「期待に応えなきゃ」と思って頑張りすぎてしまいませんか?
私自身、関係機関からの依頼にはすべて応えようとしていた時期がありました。
ありがたいことに、お願いに応えていくとさらに新たな依頼がやってきます。
その連鎖は「信頼されている証」だとも思えて、当時は嬉しくもありました。
しかし、それが続くうちに明らかにキャパオーバーに。
感謝されることで満たされる一方、心と体の疲れが積み重なり、毎日がいっぱいいっぱいでした。
「全部に応えなくていい」と気づかせてくれた一冊
そんなときに出会ったのが、『エッセンシャル思考』という本でした。
この本には「すべてに応えなくてもいい」「やるべきことを絞ることで、本当に価値のあることに集中できる」という考え方が詰まっています。
読み進めるうちに、「今の自分に必要なのは“がんばること”じゃなくて“見極めること”かもしれない」と思うようになりました。
やらないことを決めたら、仕事の質が上がった
それ以来、私は次のような行動を意識するようになりました。
- 「できないことはできない」と断る
- ToDoリストを見える化して、やるべきことを整理
- 優先順位を決めて、一つひとつに集中
最初は「断っても大丈夫だろうか」と不安もありましたが、
思い切って距離を取ることで、自分の中に余裕が生まれました。
その結果、時間に追われて中途半端に終わっていた仕事も、
丁寧に取り組めるようになり、質が上がったと感じています。
支援の「アフターフォロー」が減った理由
さらに驚いたのは、以前よりも問題の解決にかかる時間や回数が減ったことです。
今までは、急いで対処することで結局あとからフォローが必要になっていました。
でも、自分の状態を整え、目の前の一つひとつにしっかり向き合うことで、
結果的に支援の効果も上がったように思います。
「期待に応える」ことから「自分を活かす」働き方へ
もしあなたが今、「なんとなくしんどい」「全部に応えなきゃと思って疲れている」「もう限界かもしれない」
と感じているなら、一度「やらないこと」を見直してみてください。
福祉の仕事は尊く、やりがいのある仕事です。
だからこそ、自分自身を大事にしながら続けていけるような働き方を、一緒に目指していきましょう。
自分自身を大切にすることが巡り巡って相手を大切にすることになります。
毎日に目一杯だと見逃しがちですが、気づけたときからより相手も自分も満たすことができます。
福祉パパのシンプルライフでは仕事や生活をよりシンプルに考えて気持ちを楽にできるような情報を発信しています。
ぜひ、他の記事も読んでいただけると幸いです。
それではまた。